水道の民間委託は地元のためになるか?
自治体では多くの業務が民間事業者に委託されています。水道も例外ではありません。
例えば、さいたま市の水道局では下記のサイトなどで契約している民間事業者について公表をしています。
↓↓
(例)水道事業に係る業務委託契約情報(建設工事を伴うものを除く)
https://www.city.saitama.jp/001/006/002/050/000/083/p008709.html
ここに掲載されている資料を見ると、多くの業務が地元の外にある民間事業者に委託されています。
委託することで、水道局にかかる経費は抑えられるのかもしれません(検討の余地はあると思いますが)。しかし、地元経済にとって有益なのでしょうか?経済の専門家ではないのですが、素人ながらに考え、図にまとめてみました。
水道の業務を水道局もしくは地元企業で行った場合、地元企業も、地元住民の従業員も、主に地元でお金を使い、「地元の経済」に反映されるでしょう。
しかし、地元から離れた企業が行った場合、地元住民の従業員や「地元の経済」に反映されるお金が減ってしまうのではないかと危惧します。なぜなら、地元の外にある本社などにお金が、地元の外へ流れてしまう可能性があるからではないでしょうか。
広い視野で見たとき、
「公」で行われている業務が民間で行われること
が本当に良いのか、検証する必要があるのだろうと思いました。
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