子育て支援で街づくりする市長 泉房穂氏(兵庫県明石市)

明石は、ここ数年、「子どもと障害者に特化した町作り」で注目を集めている。その効果もあり、人口は4年連続増加。


人口V字回復の理由は、発想の転換とこどもへの予算シフト


ということで注目してみた。



泉房穂(いずみふさほ)氏は2011年に初当選し、現在2期目。彼が市長になるまでは減っていた。市長就任3年目から人口増になり、4年連続で増えている。特に、周辺自治体から子育て世代の流入が多い。市内の出生数も15年、16年と2年続けて増加。


その鍵は「予算シフト」。ある講演では、「時代はあれかこれかの選択と言われ、それも大事ですが、

子どもに関しては全部やる。本気でやります。

中途半端なことはしません」と言っていた。

写真:明石市ホームページより

http://www.city.akashi.lg.jp/seisaku/kouhou_ka/shise/shicho/shichoshitsu.html



泉市長の行った政策

・第2子以降の保育料を無料

・中学生までの医療費を無料(関西初)

・市内の子ども関連の施設の利用料を無料


さらに、

・妊娠した女性全員に、市職員(保健師・助産師)が面談

例えば、望まない妊娠や、経済的な理由やパートナーとの事情から出産・子育てに困難を抱えている人

母子手帳を申請しなかったり、妊婦健診を受けなかったりする

母子健康手帳を取りに来ない人がいれば、市職員が直接自宅へ訪問しに行く(行政は申請待ちが原則なので画期的)

例え、面談を拒否されても「おなかの子供に会う」方針

虐待リスクを減らす


さらに、

・児童相談所を設置予定(中核市では全国で3番目)

・両親が離婚した子どもへの支援事業。

・市内の全小学校区に「子ども食堂」設置事業(28校区のうち半分で開設決定→継続中)

 「子ども食堂」設置事業の狙いは、虐待などで親元で育てられない子どもを養育する里親を増やすこと。泉氏いわく、「子どもにとって、両親を含めた周りの大人から愛情を受け取るのも栄養。大人が地域の子どもに関心を持ち、話し相手になり、子どものSOSに気付く。そこから里親のなり手へとつなげる。子どもが親元に帰れなくても、親戚や地域の方の元に帰れるようにする」


そのコンセプトは、

明石の子どもはみんなで育てる


予算は、

「今あるどこかの金を回すのではなく、市民の生活に迷惑を掛けない範囲で、自分たちの工夫で回す」


緊急性に欠ける公共事業を大幅に削減し、市長と市職員の給与カットにも踏み込んだ。公共事業、ハード系は優先順位を決めて、相当切った。


建設業界などからは反発があった。しかし、人口が増え始めると、住宅やマンションが建設ラッシュに。地価も上がり、結果的に「公共事業は減ったが、民間事業で潤っている」状態になったという。


「地元企業の利権などの障害をどう乗り越えたのか」

「最初はぶつかった。反省も多い。でも市民が味方についた。サイレントマジョリティー(物言わぬ大衆)の目線を意識している」


引用:毎日新聞2017年8月3日群馬版

https://mainichi.jp/articles/20170802/ddl/k10/010/157000c

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