公文書の取り扱いにについてアンケート調査をしました
写真:国立公文書館
【調査のきっかけ】
先日の国会で、財務省の麻生大臣は
「公文書は沢山あるから、中身を確認していられないので、中身を確認せずに決裁印を押印することはよくある。」
といった主旨の答弁をされていました。
また、同じく財務省の太田理財局長も、「田村嘉啓国有財産審理室長(当時)が
貸し付けに関する文書を決裁した際、安倍昭恵首相夫人の名前の記載があるとは把握していなかった」
と答弁していました。
中身を確認せずに公文書が決裁される、未来の子どもたちのために残すべき記録の信用性が失われてしまいます。上記の答弁に疑問を感じ、全都道府県の県庁に公文書の決裁過程に関してアンケート調査を行いました。
【方法】
アンケート調査は、電話および電子メールで行いました。「公文書に決裁印を押す際、中身を確認してから決裁印を押すか、中身を確認せずに決裁印を押すか」といった主旨の質問を行いました。
【結果】
2018年4月12日に調査を開始し、2018年5月8日に終了しました。46都道府県から回答が得られ、
46都道府県全てにおいて
中身を確認してから決裁印を押すと回答されました。
地図作成:Yumiko@立憲もふもふ党 (@y_itami)
【結び】
地方の方々はきちんと文書を管理していらっしゃるので、国の文書も同様に管理されることを望みたいですね。
【謝辞】
地図作成およびアンケート調査にご協力くださいましたYumiko@立憲もふもふ党 (@y_itami) さん、アンケート調査にご協力くださいましたツイハナ@立憲もふもふ党 (@twiha7)さん、きた ☆立憲BACKERS北海道 (@RB_Hokkaido2017)さん、ふはみ (@miyukik210)さん、立憲 京都MeetUp (@cdp2017kyotocaf)さん、草木はうたう (@kazesoyogutoki) さん、緑のワニ(改憲派)☆落合貴之を総理にする会 (@kjoh86606711)さんに感謝申し上げます。
※アカウント名等は2018年5月当時の記載に従いました。
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