参院選の争点について考える ~テーマ:水~
参院選2019の争点のひとつ、水の問題について考えてみます。
2019年4月に掲載された朝日新聞の記事
厚生労働省、水道事業者(原則、市町村)に、3~5年ごとに水道料金の検証と見直しをルール化する方針
https://www.asahi.com/articles/ASM4K43GYM4KULBJ00D.html
この中で
厚生労働省の言い分とは、
人口減少による収入減と、老朽化した水道管の更新費用の工面が全国的に課題になっている
水道料金を上げたいが、住民から理解が得られない
「コンセッション方式(=実質民営化)」にしてほしい都市があるので、働きかけをしている
しかし、疑問点があります。
↓↓
水道事業者=市町村なので、水道料金を値上げせずに、市町村レベルで工夫して徴収した税金を利用することも可能。
なぜ、厚労省が関与するのか?
厚労省から見てコンセッション方式(=実質民営化)してほしい都市には、
財政が健全であっても含まれている都市がある
(例:さいたま市)。
民営化した場合、自治体運営時にはなかった出費、
株主への配当金を支払いながら、
水道料金を維持したまま、
水道の管理を今まで通りに維持できるでしょうか。
民営化のメリットって何?
(行政側)
水の管理の責任が減り、水関連の予算を組まなくて良い。結果、税収を変えなければ、使えるお金が浮く。人員も浮かせられる、または人件費を減らせる。
(住民側 ん?リスク?)
水道料金を維持できるか否か、不透明 (むしろ値上がり例多数)
水の管理が維持できるか否か、不透明 (むしろ悪化例多数)
水の管理状況の透明性が失われる可能性(情報開示請求が受け入れられないかもしれない)
【図】さいたま市ホームページより
https://www.city.saitama.jp/001/006/002/051/001/p003175_d/img/013.png
市区町村が関与するのは配水場、一部の浄水場、水道管などです。
水源のほとんどは国、一部は都道府県単位で管理されています。多くの浄水場の管理は都道府県単位です。
例え、市区町村が頑張っても、国や市区町村の影響は多かれ少なかれ『ある』と考えたほうがいいでしょう。
尚、水源や浄水場さえ、民営化される可能性があるかもしれないことを指摘しておきます。
子どもたちのために、お願い
水について、行政と政治をみつめましょう
議員さんの考えも聞いてみましょう
色んな選挙に行きましょう
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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